お腹の赤ちゃんが次第に大きくなるにつれて、そろそろ入院の準備など気になる頃ではないでしょうか。
ここでは出産準備を「入院する際に必要なもの」と捉えて内容をまとめました。
当記事の情報が、安心してお産のできる状況を少しでもサポートできれば嬉しい限りです(*^▽^*)
手っ取り早く出産準備のリストだけ欲しい方は「出産準備チェックリスト」よりダウンロードしてください。A4サイズでプリントできます。
目次:
- 出産!入院準備53選・リスト一覧
- 出産!入院準備53選【解説編】
- 入院準備品は2つのバッグに分けるべき理由
- 出産準備はいつからするべき?
- 出産準備にかかる費用は?
- 出産前に知っておくと慌てないポイント
- 出産の兆候がわかる3つの話
出産!入院準備53選・まとめリスト一覧
最初に出産の入院準備に必要な物を一目で分かるように下記に一覧としてまとめました。
それぞれの詳しい内容は、この後の「出産!入院準備53選【解説編】」で分かりやすくお話しします。
まずは一通り目を通してみてくださいね。
各アイテムの記号は次の意味で付けました。
◎:絶対に準備しておくべきもの
○:あると安心して入院生活を送れるもの
△:あると便利で快適なもの
お急ぎの方は「◎」だけを閲覧するでもかまいません。ぜひ、ご活用ください。
病院で用意してくれるだろうアイテムは「※」を付けています。ただ病院によって異なるため事前チェックを忘れずに!
1.入院の手続きに絶対必須のリスト
◎ 母子健康手帳
◎ 健康保険証
◎ 診察券
◎ 印鑑
◎ 入院手続きの書類
2.入院のため持ち込むべきリスト
2-1.身に付ける関連
◎ マタニティパジャマ ※(3枚)
◎ ソックス(2〜3枚)
◎ カーディガン(1枚)
◎ スリッパ ※(1足)
2-2.身だしなみ用品
◎ 洗面用具 ※(歯磨きセット、洗顔フォーム、フェイスタオル)
◎ お風呂セット ※(シャンプー・リンス、ボディーソープ、綿棒)
◎ 基礎化粧品
◎ ドライヤー ※
◯ メガネ、コンタクトレンズ
◯ メイク用品
◯ つめ切り
◯ ヘアケアグッズ ※(ヘアブラシ、ヘアバンド、ヘアゴム)
2-3.ママ用グッズ
◎ 産褥(さんじょく)ショーツ ※(2~3枚)
2-4.生活用品
◎ スマートフォン
◎ 小銭
2-5.清潔用品
◎ ティッシュペーパー ※(1箱)
◯ ビニール袋
◎ スプーンやフォーク
2-6.外泊用品
◯ 各種充電器(スマホ、ビデオカメラ、デジカメ、音楽プレーヤー)
◯ 耳栓
△ 携帯音楽プレーヤー
△ デジタルカメラ
△ 使い捨てカイロ
3.陣痛・分娩中に絶対用意したいリスト
◎ ペットボトル500ml(1〜2本)
◯ ペットボトル用ストローキャップ
◯ 軽食(ゼリー飲料/栄養機能食品)
◯ うちわ
◯ 時計
△ リップクリーム
4.産後のために用意すべきリスト
4-1.ママ用グッズ
◎ お産パッド(産褥パッド) ※
◎ 授乳用ブラジャー(2〜3枚)
◎ 骨盤ベルト(1枚)
◎ 母乳パッド ※(10枚)
◎ ナプキン ※(L3枚、M10枚、S20枚)
◎ 筆記用具
△ 子育て日記帳
4-2.赤ちゃん用グッズ
◎ ガーゼハンカチ(10枚)
◎ 赤ちゃんの肌着(短肌着とコンビ肌着・各4〜5枚)
◎ バスタオル(1~2枚)
4-3.衛生用品
◎ 清浄綿 ※(40枚)
4-4.身だしなみ用品
△ ドライシャンプー(1本)
4-5.外泊用品
○ 小型バッグ ※(1つ)
5.退院時に準備すべきリスト
◎ ベビーウェア
◎ おくるみ(1枚)
◎ 新生児用 紙おむつ(2~3枚)
◎ チャイルドシート
◎ ママの退院用の洋服
◎ 入院費用
* * *
イメージ通りでしたでしょうか?
それとも「全然必要ないと思っていた!」というアイテムが見つかったのではないでしょうか。
中には「本当に必要なの?」という疑問を抱くアイテムもあったかと思います。
そこで次では各入院準備品について分かりやすく解説ししていきますね。
出産!入院準備に欠かせない53選【解説編】
「※」の印は、病院によっては用意してくれる所もあります。ただし、産院によって異なるため事前に確認しておきましょう。
もちろん、洗面用具やお風呂セットなどは、普段お使い慣れているものを持ち込むでもかまいません。
1.入院の手続きに必要なもの
-
- ◎ 母子健康手帳
- ◎ 健康保険証
- ◎ 診察券
- ◎ 印鑑
- ◎ 入院手続きの書類
入院の際に必ず必要なものです。 緊急時でもすぐに取り出せるように、あらかじめ1箇所にまとめておきましょう。
また母親学級(入院前講習)では、入院中の詳細が記載された「入院時のしおり」が渡されると思いますので、こちらも忘れずに保管しておきましょう。
2.入院中に必要なもの
2−1.身に付ける関連
- ◎ マタニティパジャマ ※(3枚)
- ◎ ソックス(2〜3枚)
- ◎ カーディガン(1枚)
- ◎ スリッパ ※(1足)
マタニティパジャマは、前開きの方が授乳しやすいので重宝します。
またネグリジェは診察を受けやすく、お腹を締め付けないので便利です。また面会時のことを考慮して、透けない素材のものが無難です。
授乳や悪露(おろ・産後、生理のように子宮から排出される分泌物のこと)で汚れることもあります。
病院側で用意がない場合、退院後も使用するため最低3セットあると安心です。

マタニティパジャマ
マタニティパジャマについて、さらに詳しく知りたい方は「マタニティパジャマの選び方とオススメ12選」をお読みください。
ソックスは、足が冷えないための対策です。ベッド以外の場所で冷えることがあるので持って行きましょう。
カーディガンは、冷暖房対策に便利です。さっと羽織れて、かさばることなく、トイレのときも邪魔になりません。ガウンは使い勝手が悪いので避けた方が良いでしょう。
スリッパは、裏が滑らないタイプを選びます。かかとのあるルームシューズは脱いだり履いたりするのが面倒なので避けた方が良いです。
2−2.身だしなみ用品
- ◎ 洗面用具 ※
- ◎ お風呂セット ※
- ◎ 基礎化粧品
- ◎ ドライヤー ※
- ◯ メガネ、コンタクトレンズ
- ◯ メイク用品
- ◯ つめ切り
- ◯ ヘアケアグッズ ※
洗面用具は、洗顔フォーム、歯みがきセット、フェイスタオルなど1週間分を目安に用意しましよう。顔を洗ったり体を拭くときに活用します。
お風呂セットには、シャンプーとリンス、ボディーソープを用意します。旅行用のコンパクトタイプがあると荷物もかさばらずに良いですね。
基礎化粧品は、化粧水や乳液など。また赤ちゃんのケアで何度も手を洗うよう指導されるため、ハンドクリームも必須アイテムです。あと産院は乾燥しているため、唇が乾きやすくなります。リップクリームがあると安心です。
コンタクトレンズを使用している方はケアグッズを忘れずに用意しましょう。
メイクは、入院中は基礎化粧品だけでNGのところもあります。
つめ切りは、赤ちゃんを傷つけないためです。
ヘアケアグッズには、ヘアブラシ、ヘアバンド・ヘアゴムなどが挙げられます。病院で用意していることもあります。
2−3.ママ用グッズ
- ◎ 産褥(さんじょく)ショーツ ※(2〜3枚)
産褥ショーツとは、股下がマジックテープで開閉できる生理用ショーツのようなものです。
出産当日の自分でパッドを交換できない時用に最低1枚あると心強いです。

産褥(さんじょく)ショーツ
2−4.生活用品
- ◎ スマートフォン
- ◎ 小銭
スマートフォンは、夫や家族との連絡手段にかかせません。この使用が可能かどうかは事前に病院で確認しましょう。
小銭は、病院内の自販機で使用する時、また院内がスマホの使用禁止で公衆電話を利用する時に役立ちます。
2−5.清潔用品
- ◎ ティッシュペーパー/ウエットティッシュ ※(1箱)
- ◯ ビニール袋
ティッシュペーパーは、身の回りの片付けや、鼻紙用として1箱あると便利です。
ビニール袋は、ゴミ袋や小物をまとめるのにけっこう活用できます。
2−6.外泊用品
- ◎ スプーンやフォーク
- ◯ 各種充電器(スマホ、ビデオカメラ、デジカメ、音楽プレーヤー)
- ◯ 耳栓
- △ 携帯音楽プレーヤー
- △ デジタルカメラ
- △ 使い捨てカイロ
スプーンやフォークは、院内のお食事でデザートを残した後、またお見舞い品でいただいたものを食べる時に役立ちます。
充電器は、スマートフォンやビデオカメラなどのそれぞれの充電器があると安心です。
耳栓は、病院内では意外と人の出入りが多いため、ゆっくり休むためにも重宝します。明るさが気になる方はアイマスクを用意すると良いでしょう。
携帯音楽プレーヤーは、好きな音楽を聴きながらリラックスできます。
iPhone や Sony Xperiaなどのスマートフォンなら、高画質のカメラ機能なので問題ないでしょう。ただ、あまり性能の高くないスマホなら、デジタルカメラを用意しておきましょう。産まれたばかりの赤ちゃんを撮って、一生の宝物を残しましょう。
使い捨てカイロは、陣痛中、腰にあてると効果があります。また、特に寒い時期に助かります。
3.陣痛・分娩中に必要なもの
- ◎ 飲み物(500mlペットボトル)(1〜2本)
- ◯ ペットボトル用ストローキャップ
- ◯ 軽食(ゼリー飲料/栄養機能食品)
- ◯ うちわ
- ◯ 時計
- △ リップクリーム
飲み物は必ず用意しておきましょう。陣痛中は思っている以上に汗をかくので、水分補給は欠かせません。
ペットボトル用ストローキャップは、横になったままペットボトルが飲めるので便利です。100円ショップでも手に入るようですが、念のため事前に試してみましょう。
陣痛が長引くと体力を消耗するので軽食でパワーチャージしましょう。ゼリー飲料とは具体的に「ウイダーinゼリー」など。栄養機能食品は「ソイジョイ」や「カロリーメイト」など。
うちわは、出産時は力が入るため汗をかきます。また陣痛室は温度が高めです。付き添いの方に扇いでもらいましょう。
時計は、陣痛の間隔を測ったり、授乳時間を見るために活用します。スマートフォンを代用にするのでも問題ありません。
リップクリームはあると安心です。陣痛室は少し温度が高めなのか唇が乾きやすいです。
4.産後に必要なもの
4−1.ママ用グッズ
- ◎ お産パッド(産褥パッド) ※
- ◎ 授乳用ブラジャー(2〜3枚)
- ◎ 骨盤ベルト(1枚)
- ◎ 母乳パッド ※(10枚)
- ◎ ナプキン ※(L3枚、M10枚、S20枚)
- ◎ 筆記用具
- △ 子育て日記帳
お産パッド(産褥パッドとも呼ぶ)は、悪露(おろ)を吸い取るために使う衛生用品です。
生理ナプキンより大きく、厚みもあるのが特徴です。特にお産直後は重宝します。

お産パッド(産褥パッド)
授乳用ブラジャーは、フロントホックのものより、片方ずつ開閉できる授乳専用のブラジャーが便利です。入院中はハーフトップの方がゆったりと着られるのでくつろげます。
骨盤ベルトはお産の後、緩んだ骨盤を元の状態に戻すのに必須の準備品です。
出産後、すぐに元の体型に戻したいからと言って、補正下着のような「ダイエット骨盤ベルト」の使用は止めた方が良いです。尿が漏れたり、骨盤が開きっぱなしの原因になるとか。

骨盤ベルト
母乳パッドは、母乳もれの多い方が重宝します。主に洗えるタイプと使い捨てタイプの2種類があります。
しかし、産後は体力回復にに専念するためにも使い捨てタイプをお勧めします。
ナプキンは、産後の悪露(おろ)用に必ず必要になります。ただ、たいていは病院で用意してくれるので、確認しておくと良いでしょう。
筆記用具は、育児日記をつけたり、入院中に教わったことをメモしたり、病院の書類に記入する際、使用します。
子育て日記帳に関しては完全にママにお任せですが、入院中から大切な思い出を書き残すなら用意しておくとよいでしょう。
4−2.赤ちゃん用グッズ
- ◎ ガーゼハンカチ(10枚)
- ◎ 赤ちゃんの肌着(短肌着とコンビ肌着・各4〜5枚)
- ◎ バスタオル(1~2枚)
ガーゼハンカチは、赤ちゃんの顔を拭いたり、授乳時や沐浴時に活躍します。退院後も重宝するので多めに用意しても良いでしょう。
赤ちゃん用の肌着は、短肌着とコンビ肌着 それぞれ準備しましょう。
コンビ肌着とは、下写真の右側のように、股下がスナップで留められて、足をバタバタしてもはだけにくい肌着です。コンビ肌着は主に短肌着の上に着せる肌着として重宝します。

短肌着(左)とコンビ肌着
バスタオルは、赤ちゃんをくるむ用にバスタオルを用意すると便利です。
4−3.清潔用品
- ◎ 清浄綿 ※(40枚)
清浄綿は、主にママの乳頭の消毒(赤ちゃんの授乳時)、また会陰部の消毒などに使います。
4−4.身だしなみ用品
- △ ドライシャンプー(1本)
入浴許可が出るまでの間、髪の毛をさっぱりさせたいときにあると便利です。特に帝王切開の場合、しばらく入浴できませんので用意しておくと良いでしょう。
4−5.外泊用品
- ○ 小型バッグ ※(1つ)
小型バッグがあると、貴重品を持ち歩くときに便利です。また消毒グッズや悪露(おろ)用パッドを持ってトイレに行くときにも活躍します。
5.退院時に必要なもの
5−1.赤ちゃん用グッズ
- ◎ ベビーウェア
- ◎ おくるみ(1枚)
- ◎ 新生児用 紙おむつ(2~3枚)
- ◎ チャイルドシート
べビーウェアは、赤ちゃんがはじめて外の空気を吸う記念すべき瞬間に着せます。
せっかくの日に少し高価なベビードレスも良いですが、もちろんベビー服でもかまいません。
おくるみは、防寒着として1枚は欲しいです。ただブランケットやバスタオルでも代用できます。季節によって厚さは変えましょう。
新生児用の紙おむつは、退院してから家までの移動用に新生児サイズを2~3枚ほど用意します。たいてい、入院中は病院で用意しています。おしりふきもあると便利です。
チャイルドシートは、家まで車で移動する場合、必ず必要です。
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5−2.ママ用グッズ
- ◎ 退院用の洋服
産後すぐには体型は戻りません。洋服は大きめのサイズを用意しましょう。もちろん入院前と同じでもかまいません。
5−3.費用関連
- ◎ 入院費用
現金で支払う場合はパパに持ってきてもらいましょう。病院によってはクレジットカードで支払えます。
入院準備品は2つのバッグに分けるべき理由
入院準備品を入れるバッグは2つに分けた方が良いです。
主な理由は次の2つあります。
- 陣痛室に必要品だけを持ち込むため
- もし即入院になった時、必要最小限のグッズだけ持参できる
妊婦さんの出産のケースは人それぞれで何が起こるか誰にも分かりません。
もし破水してそのまま入院することになった時、大小と2つのバッグに分けておくと安心です。
外出の際、病院の受付で必要な物や陣痛室で使う物を小さめのバッグ(トートバッグなど)に用意します。
即入院のケースになったとしても、入院中に必要なものを詰めた大きめのバッグ(キャリーバッグなど)を後でパパや家族に持って来てもらえば良いのです。
もっと詳しく知りたい方は「出産前の入院準備、2つのバッグに分けて用意する59品」を一読することをお勧めします。

キャリーバッグ(左)と手提げバッグ
出産準備はいつからするべき?
初めて出産を迎えるママは、いつから準備をした方が良いのか悩んでいませんか?
最初に結論を言ってしまいますと「妊娠7〜8ヶ月のうちに準備をする」のがベストです。
この理由として主に3つのことが挙げられます。
- 妊娠9ヶ月頃は体調が不安定で疲れやすくなる
- 妊娠9ヶ月だと、いつ産まれてもおかしくない状況である
- 性別が判明(6ヶ月以降)してから
このポイントを整理すると、まずママの体にとって一番負担となる時期が、赤ちゃんの体重増加が著しい9ヶ月以降であること。
そして赤ちゃんの性別は早くても妊娠15週頃(4ヶ月)。妊娠20週(6ヶ月)以降になるともっと判定しやすくなるため、性別が決まってからの方が具体的にイメージができて、準備が進めやすい訳ですね。
結果、妊娠7〜8ヶ月のうちに準備をすることが望ましいのです。
ちなみに産婦人科や日本産婦人科学会の情報、そしてママさんたちの声を元にまとめた内容なので信ぴょう性は高いと思います。
より詳しく知りたい方は「出産準備はいつからするべきか?納得の3つの理由」をお読みください。
はじめての出産準備にかかる費用は?
出産準備にかかる費用は、ママのお住まいの環境や状況によって異なるため、金額を断定することが難しいのが正直なところです。
ただ、だいたい半分の家庭では出産準備に10万円未満の出費で済むのが現状のようです。
まず育児関連の商品を提供する大手企業が行った次の2つのアンケート結果のグラフをご覧ください。
▲ユニチャームが運営する『ベビータウン』が実施のアンケート。有効回答数は全2,830件
▲Combi(コンビ) が運営する『コンビタウン』が 2008年に実施したアンケート結果。有効回答数は全1,937件
このグラフからだいたい10万円未満の出費だったと答える家族は半分以上を占めています。
10万円未満で収まった理由として、主に次の理由が考えられます。
- 家族や親族からいただいたお祝いを出産準備の費用に充てた
- 家族や親族からお下がりをいただき、全て購入する必要がなくなった
上記にあてはまらないケースだと10万円以上の費用がかかるのではないでしょうか。
例えばベビーベッド(ベビー布団・マットレス含む)、ベビーカー、抱っこ紐、ベビーチェアなどをまとめて購入すると、10万円は簡単に超えてしまいます。
ママさんたちの声もまとめましたので、興味のある方は「はじめての出産準備にかかる費用とは?」をご覧ください。
出産前に知っておくと慌てない2つのポイント
出産前のママは、出産に関して勉強しているので知識量は高いと思います。
ただパパは意外とママ頼りで知らないことが多いので、出産当日に慌てないためにも、一緒に最低限必要な情報を共有しておくと安心ですね。
さて、「これだけは知って欲しい!」ということは主に次の2つです。
- 出産のサインから産後の陣痛までの流れ
- もし自宅や外出先で破水した時の対処法
まず出産の流れですが、大きくはこちらの5つのフローで説明できます。
- 出産が始まるサイン
- 陣痛(じんつう)
- 破水(はすい)
- 出産
- 最後の陣痛
パパにもぜひ、教えてください。この流れを知っているか、知っていないかでママもパパも当日はパニックに陥ることはないでしょう。
各ポイントを詳しく知りたい方は「はじめての出産!知っておくべきお産5つの流れ」をご覧ください。
続いて自宅やお出かけ先で破水した時の対処法です。
とにかくのこの3点だけはしっかり覚えておきましょう。
- すぐにかかりつけの産院へ連絡する
- 産院への移動はタクシーを利用する
- 破水したままの状態で病院へ行くこと(シャワーは絶対NG!)
この重要なポイントをパパにも共有しておくと、出産当日はきっと胸を張って臨めるはずです(笑)
ちなみに聖路加看護大学の教授を務める堀内 成子先生によりますと、破水からお産までのタイムリミットを24時間〜72時間以内としている病院は多いそうです。
詳しくは「破水から出産までの時間は?パパも知るべき3つの対処法」でご紹介しています。
出産の兆候がわかる3つの話
満月の夜や新月の日には“お産が多い”という言い伝えがありますが、これはホントでしょうか?
満月ならすぐにイメージできますが、新月はあまり馴染みのない方も多いかと思います。
簡単に言うと、新月は満月の真逆の状態です。地球では明るい時間帯に月の陰部分しか見えないので、基本手的に肉眼で見えません。
さて、本題に戻りますが、実際に現場で勤める助産師さんも満月や新月の日に出産が多いことを実感しているようです。
このような言い伝えについて、さらに知りたい方は下記記事をご覧ください。
また、厄年に子供を産むのはあまり良くないとされますが、地域によっては「厄落としになるので良い」とされることもあります。
実はある日本の歴史上の人物も厄年を信じて対処しています。もし、あなたの赤ちゃんが厄年に生まれ、ちょっとでも気になるなら、厄払いを行いましょう。
さらに興味のある方は「厄年の出産は大丈夫?安心して出産を迎える方法」を一読してください。