「出産後、いつ頃から料理や掃除・洗濯ができるのかな?」と疑問に思っているママは多いかと思います。
結論としては、産後の家事は1ヶ月以降をお勧めしています。
ここではその理由と産後の家事の心得を分かりやすく解説していきます。
目次:
- 産後の家事は1ヶ月経ってから
- 産後ママが家事で気をつけるべき2つの心得
- 1.育児を中心にする
- 2.家事に完璧を求めない
- 産後を乗り切るための3つのポイント
- 1.生協(コープ)の宅配サービスを利用する
- 2.飲食店のテイクアウトを活用する
- 3.ロボット掃除機、または家事代行サービスを活用する
- 3−1.ママのための家事代行・家政婦サービス
- 3−2.神奈川を中心にママの家事を代行
- 3−3.全国展開の家事代行サービス
産後の家事は1ヶ月経ってから
ママブログでは産後、1ヶ月は安静にして、しっかり休むことを推奨しています。
一番の理由が産後、グラグラの状態の骨盤が、妊娠前の生活ができるくらい安定するのに最低でも1ヵ月程かかるからです。
またこの時期に安静にしないと体と心に生じるリスクについて、「出産後1ヶ月はゆっくり休むべき本当の理由」を一読するとご理解いただけます。
このことから、産後の家事は1ヵ月たってから行うのが最も良いタイミングです。
また、ちょうどこのタイミングで1ヵ月検診があるので、医師の “OK” をもらってからの方が気持ちの面でも安心して家事が行えますね。
ただし、油断は禁物です。無理をした覚えはないのに結果的に動き過ぎて、体調を崩してしまうという方も少なくありません。
そこで、次に産後ママの家事に関する心得を紹介します。
産後ママが家事で気をつけるべき2つの心得
育児をしながら掃除・洗濯・料理・食器洗いなどの家事全般を1人でこなす。先輩ママはご理解いただけるかと思いますが、本当に大変なことです。
そこで育児をしながら家事をする次の心得を覚えておきましょう。
- 基本的な生活スタイルは、育児を中心にする
- 家事に完璧を求めない
それでは、1つ1つ解説していきます。
1.基本的な生活スタイルは、育児を中心にする
家事と育児の両立は至難の技です。それでも「全てやってやろう!」と意気込むママの気持ちは分かりますが、それには賛成できません。
頑張る方向性を誤ると慢性的な体調の不良につながったり、また、心の病(マタニティブルー、産後うつ)に発展する可能性があります。
産後、ママの最優先事項は「赤ちゃんのお世話だけに専念する」が正解だと考えます。
極端な話、それ以外は考えなくても良いと思っています。
2.家事に完璧を求めない
家事に完璧を求めず、赤ちゃんが寝たら自分もいっしょに寝て、無理をしない。
分かってはいるけど、今までに漏れのない仕事を行ってきた几帳面な人ほど、難しいかもしれません。
でも家事も育児も両方をこなそうと頑張って、結局どちらも中途半端に終わり、余計にストレスが貯まっていくことは、決して良いことではなりません。
これが長期にわたって続くと、産後うつなどに陥る可能性も考えられます。
ママがいないと、赤ちゃんはどうしようもなくなります。
そうならないためにも、思い切って「家事なんか半端で良い!」「週末に旦那に全部やってもらう!」ぐらいの開き直りが非常に重要です。
続いてここ心得を抱きながら、産後を乗り切る具体的な方法を解説します。
産後を乗り切るための3つのポイント
生活情報サイト『All About(オールアバウト)』では、里帰りをしないで育児をしたママさんの記事が掲載され、産後を乗り切る次の3つのコツが紹介されています。
- 「使えそうなサービス&便利品はこれを機に使ってみる」
- 「一生懸命やってくれるパパのやり方に文句を言わない」
- 「気にしない」
All About 暮らし「3つのポイントで産後をゆったり過ごしました」
このママさんは2人目の出産時に里帰りをせず、パパの協力を最大限に頼って育児を乗り切ったというお話です。
その中でも一番実用的な内容となる「使えそうなサービス&便利品はこれを機に使ってみる」について触れましょう。
1.生協(コープ)の宅配サービス “パルシステム” を利用する
『生協の宅配パルシステム』で一番のメリットは、食材セットを注文した際、授乳中やお昼寝などで玄関先で対応できなくても、ドライアイスを入れて玄関前に置いてくれることです。
そして食材はすべて切られてあるので、料理に自信のないパパでも簡単に料理が作れるのも魅力の1つです。
その他に「ご当地グルメ特集※」は、外出できない家族を楽しませくれるサービスであったことにも触れています。
※ 各地域によって提供する商品内容は異なります
2.飲食店のテイクアウトを活用する
パパを頼るのもいいのですが、パパだって仕事をしながらのサポートなので疲労がたまります。
そんな時は、飲食店のテイクアウトを活用します。
これは筆者である私自身の体験談ですが、松屋・吉野屋・すき家などの牛丼チェーンを頼るのも手です。
サラダが単品で販売しているので、食事内容を少しでも充実させたいママにとっても強い味方となります。
3.ロボット掃除機、または家事代行サービスを活用する
ロボット掃除機として最も人気の高いアイロボットの「ルンバ」。
その他にもシャープの「ココロボ」、東芝の「トルネオロボ」、パナソニックの「ルーロ」など、世の中には様々なロボット掃除機があふれています。
※クリックすると iRobot「ルンバ」の詳細がご覧いただけます。
この掃除機を活用して、ママは掃除をさぼってしまいましょう(笑)
そこから生まれた時間で育児に専念する、または休む時間を確保できるので、ママの体に優しい非常に良い選択肢ですね。
ただし、乳幼児はロボット掃除機の騒音が苦手な場合があります。
産後1ヶ月はママも赤ちゃんも外出できない状況なので、ロボット掃除機はお勧めできません。
ではどうするべきか?そんな時は思い切って次で紹介する家事代行サービスを利用するのも手だと思います。
3−1.ママのための家事代行・家政婦サービス|ベアーズ
産前・産後のママを対象に家事代行・家政婦のサービスを提供する『ベアーズ』。
お掃除の代行にとどまらず、料理・買い物・健康診断の付き添い、上のお子様の送迎まで幅広く対応できるのが特徴です。
プランの料金は次の通りです(2017年3月時点)。
出産応援『WelcomeBaby』 | 10日間 平日2週間(税抜き) | 20日間 平日4週間(税抜き) |
---|---|---|
1日2時間 (通常スポット料金) | 65,000円 (通常89,000円) | 130,000円 (通常178,000円) |
1日3時間 (通常スポット料金) | 93,000円 (通常129,000円) | 186,000円 (通常258,000円 |
ただし、首都圏や関西エリアは対応可能ですが、それ以外の一部の地域(東北・中部・中国・九州地方の一部)は対応していません。
3−2.神奈川を中心にママの家事を代行|マザーズ・ヘルパー
神奈川・川崎市を拠点として産後ママをサポートする『マザーズ・ヘルパー』は、主にお部屋の掃除、洗濯、片付けを提供しています。
「愛を蓄える人になり、命を分かち合おう。 それが私たちの祈り、日々あなたをお手伝いするヘルパーとしての心。」という熱い経営理念の元、ママに癒やしを提供する企業さんです。
週1回以上、各2時間以上の頻度で利用する方を対象とした料金(2017年3月時点)は次の通りです。
利用回数 | 時間/スタッフ数 | 1回料金 | 月4回料金 |
---|---|---|---|
毎週1回 (月4回)コース | 2時間 / 1名 | 6,000円(税別) | 24,000円(税別) |
2.5時間 / 1名 | 7,000円(税別) | 28,000円(税別) | |
3時間 / 1名 | 8,200円(税別) | 32,800円(税別) | |
4時間 / 1名 | 10,000円(税別) | 40,000円(税別) |
3−3.全国展開の家事代行サービス|おそうじ本舗
『おそうじ本舗』などは全国に展開する家事代行サービスです。
「お家まるごと便利なパック」を活用すると、キッチン・浴室・洗面所などをまとめて4万円程(マンション・アパート2DKの場合)でお掃除してくれます。
ここはチェーン展開しているため、サービスもエリアやお店によって多少異なるかもしれません。
疑問などあれば直接、お電話した方が早く解決するでしょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか。とにかく「いかに家事をさぼって、巷のサービスを利用する」かがポイントとなってきます。
育児はがんばって、家事はがんばらない。
その意識を強く持って赤ちゃんとの毎日を過ごしていきましょう。