出産後、妊娠しやすいのは本当か?その2つの理由

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「産後は妊娠しやすい」「産後は妊娠しない」など真逆の説が飛び交うと、いったいどちらが本当なのか惑わされますよね。

実際のところお産後のママは妊娠しやすい、というのは間違ってません。一方、一般的には産後のママは妊娠しにくいものです。

ここでは、その理由をそれぞれ1つ1つ紹介していきます。初めての方でも分かるように解説していますので、安心して読み進めてください。

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1.一般的には産後、ママは妊娠しにくい体になる

生殖医療(不妊症・不育症)を専門とする松林 秀彦医師によりますと、ママは出産後、妊娠しにくい体になるようです。

哺乳(ほにゅう・乳を飲ませて子を育てること)動物は子育てが大変なので、子育て期間に次の妊娠をしない仕組みになっています。その原動力が授乳です。

松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ「☆第2子希望の不妊治療は簡単?

これは産後、ママが授乳することで母胎が「今は赤ちゃんを育てている期間なので、妊娠を抑制しますよ」と働くからです。

この時、通常女性ホルモンには、生理のリズムを整えて、妊娠・出産ができる体をつくる役割がありますが、これとは逆に妊娠の抑制を促す「プロラクチン」というホルモンが、たくさん分泌されます。結果的に母乳の出が良くなり、一方で子宮の収縮が促進され、生理が止まります。

母胎の神秘というと簡単ですが、ママの回復期を設けるためにも、自然と子供ができない体になっていきます。

以上の理由から、医学的にも産後すぐに妊娠しにくいことがわかります。

2.なぜ産後、妊娠しやすいママがいるのか?

それではなぜ、常識的には産後すぐに妊娠しにくいはずなのに、これとは真逆の「お産後は妊娠しやすい」という説が飛び交うのでしょうか?

原因として主に次の2つが挙げられます。

  • 産後、母乳育児をしなかった
  • 産後の夫婦生活で避妊しなかった

ママがすぐに職場復帰をしたいなどの理由で、最初から母乳育児を止め、その間に夫婦生活を行った場合、妊娠する可能性は大いにあります。

出産直後は、子宮(※1)や卵管(※2)などが綺麗になります。さらに、産道(※3)が柔らかくなった状態になっています。これはママの体は妊娠しやすい体になることを意味しています。ちなみに母乳育児をしなかった場合、たいてい産後1ヶ月以降から生理が再開します。

※1.子宮(しきゅう):赤ちゃんを育て守る臓器
※2.卵管(らんかん):子宮と卵子がある場所を結ぶ管
※3.産道(さんどう):赤ちゃんが生まれる通り道

また、「生理が来ていないから」という理由で夫婦生活で避妊をしないと、妊娠することがあります。

産後、はじめての排卵はわかりにくく、生理が再開する前に起きていまします。このため、ママ自身も把握できない訳です。このタイミングで夫婦生活が重なると、妊娠する可能性が高まります。

まとめ

お産後は妊娠しやすいのではなく、「母乳育児をしないで、夫婦の営みに避妊をしなかった場合、子供を授かる可能性がある」という表現が正確かもしれません。

すぐに二人目をお考えの夫婦は、子供を育てる経済力、そして年子の子供を育てられる環境が整っていることをしっかり考慮することが重要ですね。

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