満月の夜に出産が多い理由は?2つの神秘的な偶然

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「満月の夜はお産が多い」という半ば都市伝説のようなお話ですが、後述する助産師さんは産院で月の満ち欠けの暦を用意し、お産が多いことを実感しています。

ここでは次の2つの偶然を取り上げて、

  • 生理と月の満ち欠けの周期がほぼ同じ
  • 羊水と海水の構成物質は同じ

さらに、月の満ち欠けとママの体の関係性を合わせて紐解いていきます。

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1.月と女性の関係性

月の満ち欠けの周期と女性の生理周期は、偶然にもほぼ同じである、という興味深い関係があります。

大学共同の利用機関である国立天文台では、

  • 平均は29.53日
  • 29.3-29.8日で変化

国立天文台 暦Wiki「満ち欠け周期の変動」より

と公表しています。つまり月の満ち欠けの周期が「平均 29.53日」であることがわかります。

一方、生理用品など衛生用品の大手メーカーであるユニチャームは、公式サイトを通して「生理周期は25~38日が正常 ※」であることを伝えています。

※ 生理の基礎情報「生理のしくみ(生理周期、生理期間)」より

もし、女性の体が月の満ち欠けの影響を受けるリズムを持っていると仮説すると、他にも面白い偶然が見えてきます。

2.月と潮(しお)の満ち引きの関係

地球の70%は、海で覆われています。

同じ場所でも海の高さは一定ではなく、緩やかに高くなったり低くなったります。潮干狩りに行くと分かりますが、朝行くと海は浅いのに、夕方頃になるとどんどん深くなっていきます。

この深くなることを「満ち潮(みちしお)」、浅いのは「引き潮(ひきしお)」と呼びます。

そもそも「潮(しお)」とは海のことを意味していて、単純に海が満ちているか、引いているかでそれぞれ呼称があるとだけ覚えておきましょう。

さて、この潮の満ち引きですが、実は月の引力が影響を及ぼしているのです。

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画像引用元:びんちょうたんコム「特集 月のリズムで生きる

地球に月の表面が位置するところは、月の引力が海水を引っ張るため、常に満ち潮の状態です。また、月に引っ張られる反対側の海水は、引き寄せられる力が弱く、取り残される状態となるので満ち潮になります。

イメージ図の通り両サイドで満ち潮になると、その中間地点にある海は海水が減った状態なので、引き潮となります。

ここで満月(まんげつ)と新月(しんげつ)の話になりますが、満月は夜に見えるまん丸のお月様ですね。では、新月はというと通常、見えません。太陽の光によって影がまん丸のお月様です。

つまり、図のように太陽と月と地球が一直線に並んだ時、月が太陽側にいるか、その真逆にいるかの違いです。この3つが一直線に並ぶと引力が重なるので、満ち引きが一番大きくなります。

さて、ここまで月と潮の満ち引きの関係を解説したところで、あまりお産と関係ないように思えます。

でも、赤ちゃんを包む“羊水”こそが、実は月の影響を関係づける鍵になるかもしれません。

3.羊水(ようすい)と海水は同じ

羊水とは、ママのお腹の中で赤ちゃんを包む液体のことです。「赤ちゃんを守り、育てる海」と表現する専門家もいます。

羊水には主に2つの役割があり、1つはママのお腹に何かがぶつかっても赤ちゃんへの衝撃を減らすクッションの役目。もう1つは赤ちゃんが自由に体を動かして筋肉や骨格を作るトレーニングの場所です。

妊娠第8ヶ月くらいから羊水の量は最も多くなります。

さて、次の表にある羊水と海水の主要元素の成分構成を確認すると、ほとんど同じであることが分かります。

存在量の順位人 体羊 水海 水
1位水素水素水素
2位酸素酸素酸素
3位炭素ナトリウムナトリウム
4位窒素塩素塩素
5位ナトリウム炭素マグネシウム

情報引用元:毎日新聞データベース

羊水は先ほどの専門家の言葉通り“海”と行っても過言ではないのです。

ママのお腹の中の海水は、月の影響を受けている可能性は十分に考えられます。

またアメリカの精神科医、アーノルド・L.リーバー医師の研究で「バイオタイド理論」というものがあります。

これについて、『暇つぶしニュース!』さんがとても分かりやすく解説しています。

バイオタイド理論 簡略化すると

地球の 80% が海で 20% が陸であるように、人間も90%が水分で構成されている。

すなわち、海の満ち引きが月によってもたらされるように、人間の体内の水分が月によって若干の移動をすることで人間の行動にまで変化があるのではないか。

暇つぶしニュース!「バイオタイド理論!月の満ち欠けは人間に影響を与える?」より

つまり、天体が人間に与える影響は、何かしらの測定器で感知できない程あまりにも極わずかなものです。

それでも、病気と同様にちょっとしたきっかけで、何か大きな作用を生み出す結果につながるのではないか、という考え方です。

もしこれが本当だとしたら、満月や新月のタイミングでママの体や赤ちゃんに何かが作用している可能性があります。

ただこの理論、リーバー医師の統計収集などに問題点があるとして、科学的見地からは疑問視されているとか。

 201603waving-sea

4.助産師さんが語る月とお産の因果関係

月とお産の因果関係について、実際に助産師さんのインタビュー記事を見つけましたのでご紹介します。

月の満ち欠けカレンダーに、お産があった数をつけてみると、やっぱり満月のときに集中していることが、わかります。

<中略>

私が勤めている産院には“月の満ち欠け”と“潮の満ち引き”が一目でわかるカレンダーがはってあり、その日のお産の数が記録してあります。

それを見ると、やっぱり満月、新月の前後はお産の数も明らかに多いですね。

goo ベビー「「満月の夜にお産が多い」って、ほんとう?」より

このように答えたのは、葛飾赤十字産院で長年、助産師として務める 加瀬 香奈恵さんです。

彼女は満月や新月が近くなるといつもに増して気合いを入れて、勤務に入るそうです。

また加瀬さんは、女性の体内は月の満ち欠けを感じるリズムを持つことを信じています。そして、このような自然のリズムを上手く受け入れた妊婦さんは、お産の時もリラックスしているように感じる、とも話しています。

現場担当者が語ると月とお産の関係性に信憑性が増してきますね。

最後に

さてお産は月の影響を受ける、という神秘的なお話について、科学的な根拠は明らかにされていません。

でも助産師・加瀬さんのお話にあった“自然界のリズム”というのは目に見えないのですが、存在するかもしれません。

最後にこのリズムを信じるママだけに、満月と新月の暦をご活用いただければと思い、用意しました。

平成28年(2016年) 暦要項

No.名称月相月日時刻星座
1新月1月10日10時31分山羊(やぎ)座
2満月1月24日10時46分水瓶(みずがめ)座
3新月2月08日23時39分水瓶(みずがめ)座
4満月2月23日3時20分魚座
5新月3月09日10時54分魚座
6満月3月23日21時01分牡羊座
7新月4月07日20時24分牡羊座
8満月4月22日14時24分牡牛座
9新月5月07日4時30分牡牛座
10満月5月22日6時14分双子座
11新月6月05日12時00分双子座
12満月6月20日20時02分双子座
13新月7月04日20時01分蟹座
14満月7月20日7時57分蟹座
15新月8月03日5時45分獅子座
16満月8月18日18時27分獅子座
17新月9月01日18時03分乙女座
18満月9月17日4時05分乙女座
19新月10月01日9時11分天秤座
20満月10月16日13時23分天秤座
21新月10月31日2時38分蠍座
22満月11月14日22時52分蠍座
23新月11月29日21時18分射手座
24満月12月14日9時06分射手座
25新月12月29日15時53分山羊(やぎ)座

情報元:国立天文台 「暦計算室 平成28年(2016) 暦要項」より 

あくまでご参考までに。何よりも無事のご出産を心よりお祈りしています。

ちなみに新月も同じように出産が多い傾向にあるようです。詳しくは「新月の夜に出産が多いのは本当か?」で解説しています。

また、厄年に子供を産むのはあまり良くないとされますが、地域によっては「厄落としになるので良い」とされることも。

こちらは「厄年(やくどし)の出産は大丈夫?安心して出産を迎える方法」で詳しくご紹介しています。

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