産後にニキビができる?原因と3つの改善策

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妊娠中はキレイだった肌に産後、急に「ニキビが出てきた!」といった お肌トラブルは決して珍しいことではありません。

ニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という名の明確な皮膚の病気です。

なので放置して治まることもありますが、痕が残るほど酷い症状もあるので適切なケアが必要です。

ここでは次のポイントを順に押さえながら分かりやすく解説していきます。

  1. 産後にニキビができる要因
  2. ニキビができる仕組み
  3. 産後ニキビを改善する3つの対策

ここでの情報が、ママのニキビ改善に少しでも貢献できると嬉しい限りです。

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産後ニキビが発生する要因として主に次の2つが挙げられます。

  • 女性ホルモンの変化
  • 育児によるストレス

1-1.女性ホルモンの変化

妊娠中は女性ホルモンの分泌量が急激に増えて活発になります。

女性ホルモンとは、生理のリズムを整えて妊娠・出産ができる体をつくる役割をする体内物質のこと。

中でもその主な成分は「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つに分けることができます。

エストロゲンは別名「美肌ホルモン」と呼ばれ、女性らしい体作り(ツヤのある肌・ボインな胸・豊富な髪)を助けるホルモンです。

一方、プロゲステロンは「不細工ホルモン」と呼ばれ、生理前のような肌荒れ・イライラ・体のむくみを引き起こす原因と言われています。

ただ不細工ホルモンは、女性の体が妊娠しやすいように働く重要なホルモンです。

そして産後、これらのホルモンが急激に減少。これによりホルモンバランスが崩れて産後の肌荒れを引き起こしやすくすると言われています。

※理解しやすいように「美肌ホルモン」「不細工ホルモン」と筆者が勝手に呼んでます(笑)

1-2.育児によるストレス

続いて産後の育児によるストレスもニキビの大きな要因と言われています。

出産してからが本番。ママは赤ちゃんに3時間おきの授乳をしなくてはいけないので当然、不眠気味となります。

そして1日に10回ほど必要なおむつ交換で、いつもできた家事が滞りイライラしてしまいます。

中でも数時間おきの授乳は産後の疲弊しきったママに鞭を打つかのごとく容赦ありません。

これらの状況は産後のママに間違いなくストレスを引き起こします。

結果としてシミやソバカス、ニキビなどの肌荒れを引き起こす要因となるのです。

ではさらに深掘りしてニキビができる原因とは何でしょうか?

産後のニキビケアのために重要なポイントなので次で分かりやすく解説します。

産後にニキビができる要因は、女性ホルモンの乱れや育児ストレスなど複数考えられます。

ただニキビができる唯一の原因はずばり「毛穴が詰まること」。

そしてニキビの原因を理解することは、適切なケアを心がけることにもつながります。

吉田 貴子先生(渋谷スキンクリニック院長)の監修記事によりますと、毛穴の詰まりは毛穴付近の新陳代謝がうまくいかない時に起こるようです。

(肌の)新陳代謝の低下や、ホルモンの影響等で肌の表面が硬くなり、毛穴付近のターンオーバーが正常に行われなくなると、毛穴が詰まってしまいます。

引用:スキンケア大学「ニキビが出来るメカニズム

「ターンオーバー」とは表皮の新陳代謝のこと。

表皮細胞が新しく生まれて、垢(あか)となって剥がれ落ちるまでの流れ(生→死)を指し、この期間は28日周期と言われています。

この他にも、過度な刺激(ゴシゴシと顔をこする等)によって角質(表皮細胞の完成した形)が肌を守ろうと硬くなる働きによって詰まりやすくなることもあります。

そして毛穴が詰まった状態が次のイメージ図のようなニキビになる状態です。

ニキビの初期段階
画像引用元:スキンケア大学「ニキビが出来るメカニズム」

角質が硬くなると毛穴の入り口が非常にせまくなって、しまいにはふさがってしまいます。

すると通常、毛を伝って出て行く皮脂(アブラ)が出口がないために毛穴の中にどんどん貯まっていきます。

これはニキビの初期段階で多くは白ニキビと呼ばれ、さらに症状が進むと黒ニキビとなります。

白ニキビ・黒ニキビはまだ炎症が起きていない状態ですが、これを放置すると炎症した状態の赤ニキビを発症。

赤ニキビの炎症がより強くなって膿(うみ)を持った状態が黄ニキビとなります。

特に赤ニキビ・黄ニキビなど菌が繁殖して炎症が起きている状態では、絶対に触ったりつぶしたりするのはNG!

つぶすと痕が残って後悔することになるので、皮膚科の医師に診てもらいましょう。

医師の矢追 正幸 先生(矢追医院 院長)の監修した記事に、産後ニキビの具体的なケア方法が紹介されていました。

特に注意すべきは次の3つと言います。

  • スキンケア製品の見直し
  • バランスのとれた食事を摂る
  • なるべく睡眠を取るようにする

それでは1つ1つケア方法を見ていきましょう。

※ここでご紹介するニキビのケア方法は、スキンケア大学の中の医師が監修した記事「産後にできるニキビの原因とケア方法」を参考にしています。

3-1.スキンケア製品の見直し

まず今まで使っていたスキンケア製品を見直しましょう。

ポイントは、洗顔・保湿で使っているスキンケア製品を刺激の少ない物に変えてみること。

また医師の矢追先生は、顔の皮脂(アブラ)を落とす時にゴシゴシとこすらないように注意を促しています。

メイク落としや洗顔料は、皮脂や汚れはしっかり落としながらも、潤いを守るものを選び、ゴシゴシこすらずに優しく汚れを落とします。

引用:スキンケア大学「産後にできるニキビの原因とケア方法」(矢追医院院長・矢追 正幸 先生監修)

そして洗顔後、ちゃんと保湿することにも触れています。

もし乾燥させてしまうとさらに皮脂が分泌して毛穴の詰まりの要因となり、ニキビを悪化させてしまうからです。

続いて先輩ママのニキビ解消法をご紹介します。

先輩ママのニキビ解消法

大手企業が運営する女性限定の口コミサイト『ウィメンズパーク(WOMEN’S PARK)』では、スキンケア製品を変えてニキビを改善したママさんの投稿がありました。

かな*かな さんは、元々ニキビが出やすい体質でプロアクティブを使用していました。

でもある時、ニベアに変えてからみるみる改善されていったようです。

以前からニベアの話題は聞いてたので、去年から使い始めました。

びっくりするくらい私に合っていたようで、ニベアを付け始めてからはニキビがまったく出来なくなり、毛穴の汚れもキレイになってきました。

かな*かな さん(2016/03/09)

「朝にニベアをつけると日焼けしやすいと聞いた」という理由から朝はプロアクティブの化粧水と乳液。

夜のお風呂上がりにニベアを使うように変えてみたようです。

かな*かな さん本人もおっしゃっている通り、人によって合う・合わないとありますので、こちらの情報を参考までにしていただければと思います。

3-2.バランスのとれた食事を摂る

銀座ケイスキンクリニックで院長を務める医師、慶田 朋子先生の監修記事によりますと「食事を見直すだけでもニキビ改善につながる」ようです。

それでは肌に良い食べ物を栄養素別に表に並べましたのでご覧ください。

ニキビの改善に良い具体的な食べ物

ここで挙げた食べ物を意識して普段のお食事に採り入れるだけで、自然と肌に良い栄養を摂取することができるわけですね。

No. 栄養素 食べ物
1 ビタミンA  にんじん、ホウレンソウ、カボチャ、
しその葉、うなぎ、レバー
2 ビタミンB₂ 卵、乳製品、レバー、うなぎ、藻類
3 ビタミンB₆ まぐろ、かつお、鶏ササミ、にんにく
4 ビタミンC 緑黄色野菜、果実、芋類
5 ビタミンE レバー、うなぎ、かつお、緑黄色野菜
6 ミネラル
(カルシウム)
チーズ、牛乳、キャベツ、
にんじん、イチゴ
ミネラル
(マグネシウム)
穀物、昆布
ミネラル
(亜鉛)
牡蠣、カシューナッツ
7 コラーゲン 鶏皮、鶏軟骨、牛筋肉
8 食物繊維 サツマイモ、ごぼう、キノコ類、
豆類、藻類

栄養素ごとの肌に関する効果・効能

下表では、ニキビ改善にそれぞれの栄養素がどのような効果をもたらすかをまとめました。

No. 栄養素 肌への効果・効能
1 ビタミンA  毛穴の詰まりを解消。
表皮の新陳代謝を促す
2 ビタミンB₂ 皮脂(アブラ)の分泌を抑えて、肌の状態を正常に保つ
3 ビタミンB₆ 表皮の新陳代謝を促して、新しい肌作りに影響する
4 ビタミンC 皮膚にハリや弾力を与えるコラーゲン繊維の生成を促す。
活性酸素を抑える働きで美肌を保つ
5 ビタミンE 活性酸素を抑える働きを高める。
ビタミンCと合わせると相乗効果が高い
6 ミネラル ホルモンバランスを整えて表皮の新陳代謝を促す
7 コラーゲン 新しい肌を作る材料となる
8 食物繊維 肌荒れの原因とされる便秘を予防する

※情報引用元:スキンケア大学「食べ物からニキビ対策をしましょう

ニキビに良くない飲食物

一方でニキビの悪化を招く恐れがあるため、次のようなニキビに良くない飲食物の食べ過ぎには注意しましょう。

  • 牛肉・豚肉などの動物性脂肪(特に脂身の多い部分):
    皮脂の増加につながる
  • 洋菓子・アイスクリーム・甘いジュースなど糖質が多い飲食物:
    皮脂の増加につながる
  • コーヒー・紅茶:
    カフェインがビタミンB 群の吸収を低下させる
  • 香辛料の多い刺激物:
    内臓に負担がかかり肌の新陳代謝に影響を及ぼす
  • ビール・お酒等のアルコール:
    糖分を多く含み、飲みすぎると皮脂腺を刺激する

ここで挙げているものは、あくまで食べ過ぎ・飲み過ぎに注意しましょうというものです。

好きな食べ物なのに無理に我慢するとストレスにより、かえってニキビが悪化する可能性もあります。

何事も摂り過ぎず、ほどほどが肝心ですね。

ニキビの改善に良い具体的な食べ物

3-3.なるべく睡眠を取るようにする

睡眠不足による良くない影響として、肌のターンオーバー(表皮の新陳代謝)が乱れることです。

とは言っても産後のママは長時間の睡眠をとるのは難しく、どうしても睡眠不足になりがち。

せめて赤ちゃんの寝ている間だけでも一緒に眠るように心がけましょう。この際、家事は後回し!

睡眠がとれると肌の新陳代謝もしっかり働いてくれます。

簡単に仕組みをお話ししますと、睡眠をとることで疲労回復と自律神経(じりつしんけい)を安定させることにつながります。

自律神経は内臓を動かしたり・血液を流すなど無意識のうちに体の機能をコントロールしている神経のことです。

その他にも栄養を吸収する・老廃物を回収するなどの体にとって重要な働きをします。

なかなか疲れがとれない・肩がこるなどは、睡眠不足による自律神経の乱れによって発生することが分かっています。

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